ミラン対ローマを観戦する前々日に、ミラノ郊外にあるACミランの練習場、ミラネッロに行ってきました。目的はもちろん本田選手ですが、もう一人フィテッセ時代からプレーを見ているオランダ代表のファン・ヒンケル選手。
ミラネッロの最寄り駅であるガララーテ駅(Gallarate)へ行くには、ミラノ市内のミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅(Milano Porta Garibaldi)かミラノ中央駅(Milano Central)から出ている鉄道に乗る必要があるので、ホテルから行き易かったガリバルディ駅へ向かいました。駅にある自動券売機でガララーテ行のチケットを購入。確か13ユーロ位だったと思います。
プラットフォームに向かうとバレーゼ(VARESE)行の電光掲示の所に途中停車する駅が順々に表示されていたのですが、GALLARATEと出ていたのでこれでいいのかな?と念のために近くにいた車掌さんに聞いたらこれでいいけど切符に刻印がないと言われてしまいました。(※乗車する前に検札機で刻印を押す必要がありました)
結局その場で車掌さんが切符にサインを入れてくれて「これで大丈夫ですが、次からは気を付けてください」となりました。帰国してから調べたのですが、以下のサイトが参考になりました。
という事で朝の9:32分発の電車に乗車。ガリバルディ駅→ミラノ万博駅→LEGNANO駅→BUSTO ARSIZIO駅→GALLARATE駅→VARESE駅と停車するようで、35分前後で到着したと思います。
時刻(+チケットのオンライン購入も)に関しては以下のイタリアの国鉄を運営するトレニタリア(Trenitalia)のホームページから検索する事が出来ます。
http://www.trenitalia.com/tcom-en
あと車内には以下のようなコンセントがあって充電する事が出来たので、変換プラグも持って行っておくと良いかもしれません。
ボーっとしていたらあっという間にガララーテ駅に到着しました。駅前は以下の写真のような感じでした。駅の中に売店があったのでそこでペットボトルの水とパンを買ってタクシーのレーンに並びました。
上の写真がタクシーのレーンに並びながら撮った写真です。下の写真を見ると分かると思うのですが、見切れてしまっていますがレーンに"TAXI"と黄色の文字で書かれています。赤丸で囲んでいるのがタクシーで、丸で囲んだ近くに並びました。
ただし先に並んでいた女性がタクシーに乗ってから次のタクシーが来るまでが20分位だったので運が悪いと結構待つことになるかもしれません。
やっと来たタクシーに乗り込み、25分位乗ってようやくミラネッロに到着しました。確か20か30ユーロ位だったと思います。駅から11キロ位あるのと道も単純ではないので帰りもタクシーで帰るのが現実的かと思うので、後でタクシーを呼べるようにタクシーの運転手さんから連絡先の書かれているカードを貰っておくと良いと思います。
到着すると既に2名の方が出待ちにいました。アジア人の女性の方がいたので、話しかけたら中国の方で既にミランの選手は入ってしまったとの事。選手が出てくるまでに2~3時間は待つことになりそうだったので記念撮影したりして時間を潰しました。
そうすると1時間も経たないうちにアレックスが出てきました。 この頃には出待ちの人も10人位になっていました。
アレックスが出て来てからまたしばらく待っていると練習が終ったようで選手が出てき始めました。
元フランス代表のDFフィリップ・メクセス選手
オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング選手
イタリア代表DFイニャツィオ・アバーテ選手
コロンビア代表DFクリスティアン・サパタ選手
元イタリア代表DFクリスティアン・ザッカルド選手
他にもパッツィーニ、アビアーティ、ボナベントゥーラ、etc....と殆どの選手が止まってサインや写真に応じてくれていました。(ただモントリーヴォはリハビリなのか出てきませんでした)そして何故かメネズ、デストロ、メクセスの元ローマ組だけはそのまま走り去って行ってしまいました・・・(苦笑)メクセスだけは出待ちしてたローマサポさんを見つけてなんとか止まってくれましたがw
そしてファン・ヒンケルも出てきてくれました。フィテッセのフラッグを見せたらめちゃくちゃ喜んでくれました。
フィテッセの練習場で一緒に撮ってもらった写真を見せたらこれまたビックリしてくれて、そのままサインも入れてもらってしまいました。
厚かましいかな・・・?と思いつつ、ミランのユニホームにもサインをしてもらえるかお願いしたら「もちろん!もちろん!」と快く応じてくれました。
その後は「一体どこから来たの?」とファン・ヒンケルの方から聞いてきてくれたりしたので「日本からアーネム(フィテッセのある街です)に何回かフィテッセの試合を観に行って、今回も日本から来たんです」とちょっとだけですが話すことが出来ました。
自分の目茶苦茶へたくそな英語にも嫌な顔せずうんうんと聞いてくれたファン・ヒンケルに感謝しつつ、最後に写真を撮って貰ってお別れしました。(出待ちしてる人の人数自体が多かったら喋ったりは出来なかったと思うので運が良かったと思います)マイクの応援をきっかけに知った選手ですが本当に頑張ってほしい。
そしてだいぶ後になって本田選手が出てきました。モスクワで渡した寄せ書きフラッグのコピーを抱えつつ、他のファンの方のファンサが落ち着いたところで自分もサインと写真をお願いしにいきました。CSKAモスクワの試合を観に行った時に購入したユニホームにサインして貰おうとしたら「10番じゃなくて(CSKA時代)の7番の方が良いですか?」と聞いてくれたりと気遣ってくれました。
本田選手が帰って行った後はイタリア代表FWのステファン・エルシャラウィーが。この日あったミランの選手の中で1番フレンドリーな人だったかもしれません。写真をお願いしたらエルシャラウィー自信が撮影してくれたりと、終始とても感じの良い方でした。
イタリア代表FWステファン・エルシャラウィー
そして1番最後には監督のフィリッポ・インザーギが。目茶苦茶にいい男でしたw
一緒にいた中国人の女の子がインザーギの大ファンという事だったのと本田選手やファン・ヒンケルとの写真を彼女が撮ってくれたので、この時ばかりはお返しにカメラマンに徹してインザーギと彼女の写真を撮ったりしてました。
インザーギが帰った所で警備の方が”これで全員出てきたぞ!”と言ったので出待ち終了。電話でタクシーを呼んだのですが、来てもって送ってもらう形となり行きの時より倍の値段となるので、中国人の方と相乗りして運賃を折半して帰りました。(1人だと40ユーロは掛かると思うので、現地では誰かしらと仲良くなって相乗りして帰るのお勧めです)
ガララーテ駅で中国人の方とお別れして、少しカフェで休憩した後に乗り込んだ電車の終点がミラノ中央駅だったのでそのまま終点まで行って降りました。
ミラノ中央駅のプラットフォーム
ミラノ中央駅にはFree-Wifiがあったのでカフェでピザを食べつつ再度休憩してからホテルに戻りました。以上になります!