初戦のAWAYメルボルン戦に引き分け、2戦目のHOMEブリーラム戦で歴史的初勝利をあげたヴァンフォーレ甲府。
3戦目は再び海外、中国へ飛んでのAWAY浙江戦です。
汚染水で日中関係が心配されていた時期だったものの、1ヶ月前の下見の時点で過度の心配は無用な印象だったので再び中国の湖州市へ向かいます。
今回もビザは取得せずに、トランジットビザ免除制度を利用しての入国を試みます。(日本→中国→日本だとビザが必要ですが、日本→中国→第三国→日本のようなルートだとビザが免除される制度になります)
今回も羽田から深夜便の出ている春秋航空を利用します。この時点でも入国に必要な健康申告の案内がチェックインカウンターに出ていました。
深夜の3:30に出発し、6:00に上海浦東空港に到着しました。前回と同じく通常の入国審査ではなく、「24/144H Transfer」と表記のある審査のエリアに向かいます。
が、誰もいない…！
ひとまず入国に必要な書類を記入して審査官を待ちますが誰も来る様子がない。
すると同じくトランジットビザ免除で入国しようとしてると思われるアジア系の若者グループが来たので、彼らと空港のスタッフにどうしたらよいか聴きに行く事にしました。
するとスタッフの人が通常の入国審査ゲートで審査を始めてくれました。
こんな流れで無事にパスポートに入国許可のシールを貼ってもらいました。(停留区域の欄に上海、江蘇、浙江とあるようにこのエリア以外には行けません)
そしてメトロに乗って浦東空港から上海虹橋駅へ。ここからは下見で行った鉄道を使った王道ルートではなく高速バスで湖州の端に位置する南潯古鎮へ向かいます。
ここへ向かう事にしたのは湖州の観光を調べたら下手に街並みが綺麗だったからと、バスになりますが湖州の繁華街に行く途中に立ち寄れる位置だったからです。
スマホの翻訳アプリで南潯古鎮に行くバスのチケットくれとカウンターのおじさんに見せて無事ゲット。WeChatPayで支払えました。値段は66元(1400円くらい)でした。
無事にバスに乗る準備ができたのでコンビニで朝飯を入手。日本のコンビニと似たような感じですね。
出発時刻まて1時間ほどあったのでバスターミナルの待合室でおにぎりをもしゃもしゃしつつ時間潰します。
時間が近づいて来た所でふと電光掲示板が読めないのでバスの案内があっても全然分からない事に気づきます。
バスが来るたびに自分の乗るバスなのか見て確認するようにしてましたが、いまいち確信がない。
これ遅延してても分からないな…とちょっと不安になりつつ予定より10分過ぎたところでフロントに「湖州」と書かれたバスが来たので運転手のおっちゃんに見せたらこのバスであっていたので乗り込みます。
バスは普通でしたが、道路が日本ほど舗装されていないのかときおり縦にゆれます。脳が揺れる。
1時間ほどで南潯のバスターミナルに着きました。めちゃくちゃローカル感あります。
駅の周辺はちょっと昭和っぽい古さの残る良い雰囲気でした。
バスターミナルから25分ほど歩いて南潯古鎮にようやく到着しました。
中国の古い街並みが残っていて水郷の綺麗な場所でした。(中国の国家観光局がA5ランクとか高い評価をしてるらしい)
飲食店も豊富で、中国でスタバより流行ってると噂のluckin coffee もあったのですがアプリからしか注文しか出来ないとのことでした。
という事でWeChatにlucking coffeeのアプリを入れて注文してみました。完成の通知が来たのでお店に入るとサクッと受け取れました。(アプリ決済でした)
その後も街を見回って夕方に差し掛かってきたので予約してるホテルのある湖州の繁華街へタクシーアプリ(滴滴出行)で配車して向かいました。
繁華街の宿にチェックインし、同じく前日入りしていたサポーター仲間と合流して決起会という名の夕食へ。
ベタに中華のお店に入ってみましたが美味かったです。蟹は時価で怖くて注文しなかったけど。
食べた後は2軒目を探しつつ夜の繁華街を散歩しましたが夜景の綺麗な街でした。1ヶ月前に来た時もそうでしたが治安も特に問題無さそう。
ちょっと残念だったのは街中でユニホームは着ないようにと案内が出ていたので、メルボルンの時のように街中で甲府サポとバッタリ出くわすような事が無かったことでしょうか。
遅れて来たサポーター仲間も合流して二次会開始。
火鍋とビールを食らいつつ、明日に向けて気合いを入れてお開きとなりました。(続く)
