新潟駅からシャトルバスに乗ってスタジアムに到着するとヴァンフォーレ甲府のマスコット、ヴァンくんがいました。新潟のサポーターさんに「かわいい」と連呼され結構人気者に(?)なっていました。
数週間前まではリーグ戦6連敗があったりでぶっちぎりの最下位だった甲府ですが、9年ぶりに復帰したバレーの活躍もあって2連勝をして迎えたこのゲーム、この日もバレーのゴールを期待!
のはずだったのですが、ウォームアップ中に足の付け根を気にしていて若干心配に・・・。
そして無事にスタメンに名を連ねたバレーでしたが開始8分で交代してしまいました。バレー加入前の点も取れないし守れないチームに逆戻りしないかと頭によぎるも監督交代後に完封を続けていた守備はこの日も健在でした。
押され気味の展開が続くも前半終了間際にバレーと交代で入ったルーキー伊東純也のゴール、そして後半71分に大卒2年目の下田北斗がJ1初ゴールを決めて2-0で勝利。これで3連勝&3試合連続完封となりました。
試合が終わった後はベテランのバウルさんがこの日は途中交代となった橋爪選手にすぐにディフェンスの講義をするなど勝っても守備の改善に努めていました。
そして監督交代後ポジションを失った荻選手ですが、同じポジションの河田選手や試合に出た選手達を称えに。途中交代で試合に入る選手に声を掛けたりと、この試合だけでなく前の試合でもチームの雰囲気を良くしようとしてるのが伝わってきました。
先制点を決めた伊東純也選手は13:00キックオフでかなり暑かったですが最後までカウンターで相手に脅威を与えてました。(トラッキングデータを観てもかなりのスプリント回数でした)リオオリンピックの代表に選ばれないかと密かに期待してます。
遂にJ1初ゴールを決めた中村北斗選手。あまり個人の名前を挙げるイメージのなかった城福元監督が去年のファン感謝デーで「期待している選手は?」と聞かれた時に「中村憲剛くらいになってほしい」と彼の名前を挙げた選手なので彼のここからの成長にも期待しています。
と、大卒組が結果もだして破たんしていた守備も去年のような固さを取り戻してきて降格圏も抜け出してようやく良いサイクルになってきました。ただもう補強出来るお金もないかもしれないこと、バレーが年齢を考えるとシーズンを通して戦えるか分からないので若手がより奮起+成長して結果を出し続けていって欲しいです。