海外組に会いに行こう

海外組へ会いに行った時のことや各チームの練習場の行き方などを中心に書いていきます。甲府サポ。CSKAモスクワ、フィテッセ、フェンロ、バルセロナ、などの練習場へ。

海外サッカーを観に行くための英語力とTOEICで800点を超える勉強法について

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ロンドンで仲良くなったハンバーガー屋の店員さん達と

今の自分の語学力と勉強を始めた時の語学力

私が初めて1人で海外旅行に行ったのが五年前の2009年でした。当時は確かTOEICのスコアが400~500点くらいを彷徨っている位の語学力でした。当時の大学生の平均がその辺りの点数だったんじゃないかと思います。

 

1人で海外旅行に行こうと思ったのは恥ずかしながら完全に自分探しの旅でした(苦笑笑)この前年にアメリカ人の方たちと仕事をする機会があったのですが英語のできない自分は当然の如く滅多打ちにあいへし折られました。後は色々仕事だったりプライベートで当時悩んでいたのもあって、1人で海外に行って帰って来られれば自信がつくんじゃないか等と当時は思って1人で海外に行ったように記憶しています。(は、恥ずかしい・・・)

 

帰国してからは平日はほぼ毎日2~3時間は勉強していたのですがなかなか英語の力は伸びずTOEICのスコアもあまり変わりませんでした。そんな日々が一年位続いたのですが、少しずつ勉強方法を自分なりに見直して更に1年勉強し続けた所でようやく目標に掲げていたTOEICのスコアである800点を超える事が出来ました。この時が2011年で、1人で海外に行ってから約2年が経っていました。

 

が、そこで燃え尽きてしまいそれからはほとんど勉強してません(苦笑)。一時期語学学校に行ったりもしたのですが仕事が忙しくて中々通えずに結局辞めてしまい、今は気が向いた時にやる位であまり勉強出来ていません。

 

現状そんな状況で、発音のクオリティは相当低いですが中学レベルの英語であればだいたい話せて、英語のドラマやニュースを聞き取るのはかなり難しいですがゆっくり綺麗にしゃべってくれれば大まかに言いたいことは分かると言ったレベル位にはなりました。

海外サッカーを観に行くにはどれくらいの語学力がいるか?

これは人によって意見が分かれる所ではあるかと思うのですが、中学英語を読めて、聞けて、話せればそんなに困る事はないんじゃないかと思っています。

 

旅先では意外に英語をしゃべる機会はなく、入国審査、買い物、レストランでの注文、ホテルのチェックイン位でしょうか。更に今挙げたシュチュエーションに関しては目的がはっきりしてるので(レストランだと何かを食べようとしているのが明確)、指さしやジェスチャーでもどうにかなる事が結構多いです。

 

ただ現地の人との交流する(ただこれもノリでなんとかなる事が結構ある)場合やちょっとしたトラブルに遭遇した場合に対応するには中学英語レベルで良いので喋れた方がベターです。例えば先月スペインに行った際に飛行場を間違えて目的の飛行機に乗れなかったのですが、カウンターで新しい便の手配をする際に本当に簡単な英語でしたが咄嗟にやりとりが出来る位には聞けて話せたので別の便を手配する事が出来ました。

 

結局1人で海外旅行するにはどれ位喋れればいいんだ?というと難しいのですが喋れなくても結構なんとかなります。ただその場合はトラブルに会ったらどうするかの準備だけはしっかりして置く事が大事だと思います。(LINEで英語を喋れる友達に通訳してもらうなど)

ちなみに最初に一人で海外に行った時はありそうなシュチュエーションの英文を片っ端から印刷して持っているようにしたりしました(笑)

 

1.単語をとにかく覚える!

読むにしても聞くにしてもそもそも単語を知らないとどうにもなりません。だから最初にまずは単語を片っ端から覚えるのが良いかと思います。全部を完璧に聞き取れたり読めなかったりしても単語が拾えればなんとなく意味を掴める可能性があがります。

 

そして勉強するにあたり心がけたのが完璧主義にならない事でした。単語帳のあるページを完璧に覚えるまでは次のページに進まない、とすると中々終わりません。が、6~8割覚えたらどんどん次のページに進むようにして一通り単語帳をやりきる事を繰り返すようにしました。この方が達成感を得やすいですし、一通りやることを何回も繰り替えす方が記憶として定着しやすいからです。

 

自分が使っていたのが下にある「新TOEIC テスト出る語句1800」でした。レベル的にはTOEIC700点台位の単語までだと思うのですが、この本の優れている所が250の短いストーリー(TOEICにありそうな新入社員が入社してから仕事に慣れるまでのストーリー)から構成されていて、単語帳としてだけでなく文章を読む練習にも使える所です。ついでに音声CDも付いてるのでリスニングの練習もできます。

 

 

2. 沢山音読する

ちょっと難しい位のレベルのものをよどみなく何回も繰り返し読むことが大事だと思います。最初は頭から英語を理解するのが難しいですが、段々と英文をそのまま英語で理解出来るようになります。相当沢山の量をこなすのが必要だと思いますが。

 

自分の場合は上記にあげた本をまず単語帳としてだいたいの単語を覚えたところで250のストーリー全部を音読しました。平日の五日間で割って50ずつ読むようにしていましたが、最初は50を1日で終えれませんでした。ただ何回も繰り返すうちに音読するスピードが上がって1日で50読む事が出来るようになりました。その頃には英語を英語のまま理解する感覚がだいぶついたように思います。

 

3.瞬間英作文で会話力アップ!

個人的にこの練習が話す力と聞く力の向上に大きく役立ったと感じています。瞬間英作文が何かというと日本語の短文をその場で英語にする練習です。

 

例えば「私は学生です」という文章を見たら瞬時に「I'm a student.」と咄嗟に英語で口にします。これを段階的に難しい文章にしていってそれを咄嗟に言えるようにする事で簡単な英語なら喋る事が出来るようになりました。瞬間英作文の練習には下記の「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使ってひたすら繰り返しました。

 

 

 更に咄嗟に言える能力が上がると咄嗟に聞き取る能力もあがったように感じました。瞬時に英語を理解する能力が総合的に上がるといった効果もあるんじゃないかと思います。瞬間英作文の詳細については、提唱者の森沢さんのホームページを読んでみるのが良いかと思います。個人的にこの勉強はかなりお勧めです。

 

英語上達完全マップ●瞬間英作文

 

4.リスニングを鍛えろ!

リスニングについてはかなり勉強方法が二転三転したのですが、最終的に落ち着いたのがALCから出ている「ヒアリング・マラソン(中級)」でした。通信教育で週4回(各40分)の勉強を6か月間やる必要があります。この教材ですが1言1句を完璧に聞き取る練習とざっくり全体像を掴むように聞く練習から成り立っています。個人的にはこのざっくり全体を掴む、というところが自分にとっては効果が大きかったと思います。

 

この教材を全部やりきったところTOIECのリスニングのスコアが一気に200点位上昇しました。他の音読や瞬間英作文をやっていたこともリスニングの効果を上げたんじゃないかと思うのですが、このヒアリング・マラソンをやりきったことはかなり大きかったと実感しています。ただ値段が安くないので買うのには覚悟いるかと思います。。

 

ちなみにこのヒアリング・マラソンに取り組むことになったきっかけは下の通訳の方の英語勉強法のサイトでした。そしてこの方も瞬間英作文をかなりお勧めしています(笑)


独学で英語の達人

 

5.仕上げのTOEICスコアップ対策!

以上にあげた勉強方をやり続けた結果、最初に挙げたような語学力位は身に付きました。個人的にTOIECの点数のために勉強するのは好きではないのですが、最後に自分がやっているTOEICを対策を紹介して終わりにしたいと思います。

 

用意するのはTOEICの問題集の解答冊子になります。解答冊子には問題文の英語とその訳が載っているので訳を参考にしつつ全部の問題文の英文がすらすら読めるまで読み込みます。当然ですが、全部すらすら読めるレベルまでになれば本番のテストでもだいたいが読めるので確実にスコアがあがります。全部読むのは大変なので、苦手なパートだけでも読むべきかと思います。

 

後はPart1~3は短い会話を聞き取る問題なので、その会話文を瞬間英作文してTOEICで頻出の会話を咄嗟に言える(聞きとれる)ようにしたところPart1~3に関してほとんど聞き取ることが出来ました。

 

最後に

駆け足でしたがざっと自分がやった勉強方法を紹介させて頂きました。どうしても人間なので怠けたくなる日があります。そんな時は10分だけは勉強するなどしてちょっとでもいいから勉強するようにしました。

 

一度完全に勉強を止めてしまうと中々またスタートを切れなくなりがちだったのでそこだけは守るようにしました。またあまり完璧を目指して同じ練習ばかりしてると飽きてしまうのでちょっとやり方を変えたり、教材を変えて見たりして飽きが来ないように工夫して勉強を続けるようにしました。

 

ハッキリ言って楽な勉強は方法はないと思います。ただ、正しいやり方で数をこなせば誰でもある程度は出来るようになる事でもあるので英語を身に着けたい方は是非頑張って勉強を続けてみてください。

 

とっちらかった文章になってしまいましたが、これから英語の勉強をしようとしている人の参考になれば幸いです。ちょっとでも喋れると旅がより楽しくなる事は間違いないないので頑張ってみてください。(偉そうなこと言えるレベルではないので自分も頑張らないと・・・)