6/14に開幕しあっという間に7/11。いよいよワールドカップも佳境、街の雰囲気も開幕した時とは違って終わりを匂わせる雰囲気が漂ってきていました。グループリーグでは世界中のサポーターが自国の応援に駆けつけていましたが、決勝トーナメントが進むにつれその数が減っているのを如実に感じていました。
そしてこの日はモスクワのルジニキ・スタジアムにイングランドvsクロアチアの準決勝の観戦へ行ってきました!
街中は少しずつ閉幕の雰囲気を感じさせつつありましたが、試合当日は例外でスタジアムには世界各国のサポーターが集結!対戦国以外にはロシア、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、ドイツ、ベルギー、エジプト、日本、中国、韓国、カザフスタン、etcと色々なユニホームや国旗を身に纏った人で溢れていました。
スタジアム前のブースでロシア美女と。あとで写真を見返して、欧州のサポーター達と違って美女の肩を組めない辺りにチキンな性格が滲み出てて笑いました。
スタジアムの前ではルジニキ・スタジアムをバックに記念撮影が出来るスポットが。その場で写真をプリントアウトしてもらえました。
クロアチアサポーターが続々と集まって来ていました。
あまりイングランドサポーターは見かけないな…と思って一足早くゲートを通って中に入るといましたイングランドサポーター!
もうお酒も入って戦闘モード!「It's coming home」の大合唱!
大合唱イングランドサポ https://t.co/W0l74sucpJ
— まとさん (@matottorix) 2018年7月11日
そして自分の席で試合を待っていたら突如日本のユニホームとハチマキをしたおじさんが「イヌーイ!」と言って声を掛けてくれました。これは本当に嬉しかったですね。わざわざ日本の格好してくれてるので。
そしていよいよキックオフ!
立ち上がりの前半5分にイングランドがペナルティエリアギリギリ外でフリーキックを獲得。キッカーはトリッピーでしたが、ゴールに近すぎて逆に壁を越えて入れるのは難しいんじゃ?と思いましたが見事なキックを披露して足早に先制!
目の前のイングランドサポーターのお兄さんが雄叫びを!
興奮して階段降りて雄たけびを!
戻って来て更に三度雄たけび!
イングランドにとっては最高の立ち上がりです。前半更にケインが決定機を迎えますがクロアチアGK, DFが体を張って防ぎ1-0でイングランドのリードでハーフタイムへ。
そして後半24分遂にクロアチアが同点に。右からのクロスをDF死角から飛び出したペリシッチが空手キックのようなキックで押し込みゴール!見事なシュートでした!
そして試合はそのままタイムアップで延長に。クロアチアにとってはスペイン戦、ロシア戦に続く3度目の延長に。
体力的には不利に思えたクロアチアでしたが、身体を張って凌ぎます。そしてPK戦突入かと思われた後半14分に勝ち越しゴールが生まれました。
イングランドのペナルティエリア前でペリシッチが競って頭にあてたボールがイングランドのディフェンスラインの裏に綺麗に転がった所をマンジュキッチがダイレクトでここしかない場所に蹴り込んでゴール!
直後に試合終了のホイッスルがなりバタバタと倒れるイングランドの選手達。
クロアチアは決勝トーナメントに入ってから全て延長戦というタフな試合が続きましたが遂に初の決勝に。この時点で98フランスワールドカップの三位を超える事が確定。
敗れたイングランドの選手達は観客席に挨拶へ。サポーターも惜しみない拍手を送っていました。
会場には試合後、色んな曲が流れるのですがこの時流れたのがOasisの名曲「Don’t look back in anger」で、自然とサポーター達が合唱を始めました。その合唱がどんどんと大きくなり鳥肌ものでした。
イングランドサポーターがDon’t look back in angerを大合唱しててグッとくる。日本がベルギーに負けた時もこの曲流れたのよね… pic.twitter.com/2ZF42iSeSl
— まとさん (@matottorix) 2018年7月11日
試合後はスタジアムをぶらぶらとしていたらメインスタンドの方に人だかりが出来ていたので何だろうと見に行くとイングランドの選手達でした。家族や友達のいた席に来たみたいでした。
試合終了からだいぶ立っていましたがまだまだ続くインラグランドサポーターのチャント。
選手もそれに答えて拍手に。
まだまだイングランドサポーターを眺めていたかったですが、試合終了から1時間くらい経ってもまだまだチャントが終わる気配が無かったので帰ることに。
スタジアム前ではイングランドサポーターをクロアチアサポーターがハグする光景も。
駅の近くではクロアチアサポーターが大騒ぎでした。
帰りの地下鉄ではイングランドとクロアチアのサポーターがハグする場面も。
残る試合は3位決定戦と決勝に。街中で見かけるサポーターの数も減って来てちょっとずつ終わりを感じます。訪れていない開催地もいよいよ次回訪れる予定のサンクトペテルブルクを残すのみとなりました。