やっとロシアワールドカップ編の最後の試合です。
戦術的な事はあんまり分からないので、決勝戦の前後の街や人の雰囲気を紹介して行きたいと思います!
サンクトペテルブルクからモスクワへ戻り、キックオフまで時間があったので赤の広場へ。開幕前の頃は世界中のサポーターが集まってごった返していましたが、それに比べるとその数はグッと減ってはいました。
そしてクロアチアサポーターはちょくちょく見かけるもののフランスサポーターはあまり見かけず。
そのままグム百貨店の近くの通りに行ってみると・・・大量のクロアチアサポーターの姿が!ガンガンビールを飲んでチャントを歌って準備万端いう感じです(笑)
めちゃくちゃ盛り上がってます。いや、しかしフランスサポーターはどこいった。
クロアチアサポーター達と一緒に写真を撮ったりした後は決勝戦のあるルジニキ・スタジアムへ。スタジアム周辺は世界各国のサポーターが集結してごった返してました。
エジプトサポーターとロシア民族衣装を着たパフォーマーのお姉さん達。
チアガール姿の美女に囲まれてご満悦のサポーター。
あ、やっとフランスサポーター!バドワイザーのブースなのですが、バドガール(?)の皆様が大人気で各国のサポーターが一緒に写真を撮ってもらってました(笑)
ベスト8で敗退したブラジルのサポーターの姿も沢山見かけました。
メディアに取材を受けてるドイツのサポーター達。ブラジルとドイツの両サポーターは決勝まで行くつもりだったんだけどなーとの事。
メキシコサポーター。
フランスサポーター。
なんとペナン州の州旗を持ったマレーシアサポーターの姿も。
ウズベキスタンとブラジルサポーター。
決勝に行くつもりで予定を立てていたサポーター。
自国は出ていないけど決勝は観たいサポーター。
自国は決勝に進めないだろうけどワールドカップを最後まで楽しみたいサポーター。
とこんな風に決勝に進んだフランス、クロアチア以外の各国サポーターも集結して交流を深めていました。
ただフランスとクロアチアを除いて1番多かったのは実は中国サポーターでした。(※あくまで私個人が目にした感覚です)
試合の数日前から中国人の団体ツアーバスを街でちょくちょく見かける様になり、ガイドの人はスポンサーの名前が入った旗を持っていたりしたのでスポンサー枠で割り当てられたチケットで観戦に来た人が大量にいたのかもしれません。
よくよく考えるとスタジアム周辺のブースは中国企業(ハイセンス、蒙乳など)ばかり。調べるとスポンサーになった中国企業は前回1社だったのがロシア大会では7社で国別では最多だったとか。ワールドカップから中国経済の勢いが垣間見えた瞬間でした。
各国のサポーターと写真を取り合ったり交流した後はグッズ売り場へ。決勝のカードが決まって数日だったにも関わらず両国の名前や国旗が入ったグッズが売られていました。
お馴染みのビールカップには決勝のカードは記されていなかったものの、FINALの日付が入ってました。
先に帰国したサポーター仲間達へのお土産用に十数個(重かったw)集めてその場で洗った時に、まだ濡れてるカップをしまうビニール袋を1つ持っていっておくと良いかなと思いました。次回(あるのか?)への反省。
んで決勝です。決勝となるとキックオフ前のセレモニーも豪華で、公式ソングの「Live it up」のミュージックビデオに登場していた俳優のウィル・スミスとロナウジーニョも登場して場を盛り上げていました。
FIFAが用意したものなのか分かりませんがビッグフラッグもあちこちに登場。
最後はお馴染みになったSeven Nation Armyに合わせて両国が登場。
もちろん両国サポーターも盛り上がってたのですが、当該国以外のサポーターも何故か歌ってめっちゃ盛り上がってました(特にブラジル)
そして試合中に突如乱入者がピッチへ!
警備の人達に引き摺り回されながら連れて行かれてました。
途中で大型ビジョンに 「THANK YOU TO THE VOLUNTEERS!」の文字が。今大会大活躍で多くのサポーターが助けられ&ほっこりさせられた彼らに拍手が。こういうの出すのは素直に良いなぁと。
スコアはフランス4−2クロアチアで決着。クロアチアは決勝来るまでに3試合連続の延長戦で消耗しすぎたか。しかし4-1になってもハードワークして泥臭く1点返したのは胸熱でした。
試合が終わってすぐに突如ゲリラ豪雨が。
が、雨の中ライトアップされた表彰式がなんか幻想的でこれはこれでありでした。
が、しばらくスタジアムから出てもずぶ濡れになりそうなので雨宿り。
雨が止んだのでサポーター仲間と落ち合ってスタジアムを離脱。
ボランティアの皆さんとのハイタッチもこれが最後。
街中はサポーターでごった返していたので警備の人も沢山。
赤の広場へ行ってみるも入場規制がかかっているのか入れない・・・。
と思ったら別の入り口はスカスカですんなり入れました。
20年ぶりの優勝にフランスサポーター達は大喜び。
何故かアーチを作ってみんなでその中通ったり。
ワールドカップ最後の夜はあちらこちらで記念写真の撮影会。
日本のユニホームを来たロシアの方を囲んでみんなで一緒に1枚。
次回開催国のカタールのPRもやってました。
サポーター仲間と今大会の振り返りをしつつお酒を飲んでいたら仕事を終えたボランティアの一行がテーブルの所に来て「このボランティアTシャツ誰か買わない?」との売り込みが。
自分は丁度売ってくれる人を探していたので値段交渉して無事にゲット。
ただ一緒にいたサポーター仲間曰く「もっと値切れたでしょー」とのこと。
次回への反省ですね・・・。
ご飯の後は深夜の街をブラブラと。飲み屋のあるエリアはサポーターでごった返していましたが、みんな最後の夜を和やかに楽しんでいる感じでした。行く前はロシアの治安大丈夫なのか?と話題になってましたが終わってみれば全く問題なく楽しく過ごせました。
ワールドカップ決勝はこんな感じであまり殺伐とした雰囲気には遭遇しなかったんですが、各国サポーターがその場を目一杯楽しんでいてこれはこれで最高の雰囲気だったんじゃないかと。
お互いを労い、
お前の国のあの試合凄かったぜと称え合い、
俺の国に来る事あれば連絡しろよなと連絡先を交換したり、
また4年後カタールでねと言ってお別れして。
負けたらめちゃくちゃ落ち込んで、
でもしばらくした人生楽しまなきゃと、
歌って踊り出す中南米のサポーター。
スタジアムのコンコースで野太い声で数人が歌い出したら、
俺も俺もと集まってきて大合唱を始めた欧州のサポーター。
そんな日々が終わる事に、とても名残り惜しい気持ちでいっぱいになりながら宿へと帰りました。