カフェの街、メルボルン
さて遂に試合当日です。年甲斐もなくドキドキして目覚めました。
カフェ文化で有名なメルボルンに折角来たので、どこか良い所はないかと探していたら宿泊していたホテルから徒歩圏内にあった「HIGHER GROUND」というカフェが良さそうな感じだったのでブランチがてらに行ってみました。
人気があるのもうなずけるくらいにお洒落で、店名の通り高い天井が印象的なカフェでした。サザンクロス駅からも徒歩3分の場所で立ち寄りやすい場所にあるのでカフェ好きな方は訪れてみると良いかと思います。
Marvel Stadiumへ
メルボルン・シティとの試合はレクトアンギュラースタジアムで行われたのですが、メルボルンにはもう1つマーベル・スタジアムがサザンクロス駅のすぐ横にあったので散歩がてら見てきました。(5年前に本田圭佑選手のAリーグデビュー戦を見たのもこのスタジアムでした。)
スタジアムの周囲や内部のあちこちにマーベルのキャラクターがあしらわれているので、マーベル好きな人には楽しいスタジアムなのではないかと思います。
レクトアンギュラースタジアムへ
バス待ちに備えて少し早めにスタジアムへ移動開始します。この日はトラムではなくサザンクロス駅から鉄道で移動してみる事に。
サザンクロス駅から数分のRickmond駅で下車して10分ほど歩いたらスタジアムが見えます。下の写真のところで、もう1つのサッカーチームであるメルボルン・ビクトリーが練習に使っていたりします。
到着すると既に100人近いサポーターがスタジアムに到着していました。そしてバス待ちの時には更に膨れ上がりました(最終的に試合観戦には300人くらい来ていたそうです)
横断幕を貼って、フラッグを掲げて力の限りチャントを歌って甲府の選手がバスで入ってくるのを迎えました。
残念ながら弾幕が急遽持ち込み不可になったりする出来事があったのですが、遠い異国にこれだけ沢山のサポーターで凄い光景を作り出した事実にめちゃくちゃ気合が入りました。(重い弾幕を異国まで持ってきた方達に猛烈に感謝)
マジこれ鳥肌たったなー!この経験をみんなで出来たので本当貴重! https://t.co/WNYm2G1Xk7
— まとさん (@matottorix) September 20, 2023
そしてここから日が落ちて一気に寒くなってきました。
キックオフは現地時間で 20:00だったのですが、開場が何故か19:00という運用だったのとまぁまぁ手荷物チェックが厳しかったり時間がかかったりで結局自分が入場出来た時は選手が既にアップを開始していました。
本当はスタジアムの中を散策したりスタグルチェックもしたかったのですが、そんな余裕もなく練習している選手コールをします。
座席について後ろの電光掲示板を見てこれから本当にACLを闘う事を実感。
そして割り当てられたブロックに300人近くの甲府サポが集結した光景に改めて鳥肌が。
果たしてオーストラリア王者にどの程度やれるのか?大きな不安と期待を抱いてのキッオフとなりました。
が、ビックリするほど甲府がチャンスを作り続けます。なんだ全然やれるじゃん!?
結局0-0 のドローで終わってしまったのですが、甲府が勝ち点2を落としたと言っても良いくらいの内容でした。
𝘼𝙁𝘾 𝙘𝙝𝙖𝙢𝙥𝙞𝙤𝙣𝙨 𝙡𝙚𝙖𝙜𝙪𝙚 𝟮𝟬𝟮𝟯/𝟮𝟰 #ヴァンフォーレ甲府#VENTFORETKOFU
— ヴァンフォーレ甲府 (@vfk_official) 2023年9月20日
◥◣ 𝙁𝙐𝙇𝙇 𝙏𝙄𝙈𝙀 ◢◤
甲府0(0-0/0-0)0メルボルン・シティ
アウェイで貴重な勝ち点1を獲得🔵🔴
現地、日本からサポートありがとうございました。#vfk #ACL pic.twitter.com/GZiy7qavPf
内容を考えると勝てなかった事はとても悔しかったものの、ヴァンフォーレ 甲府として歴史的な勝ち点1になったと思いました。何よりACL結構やれそうだぞ!?と自信を持てたのはこの後の戦いにむけて大きかったのではないかと。
試合後には一緒に来ていたサポ仲間と試合観戦始めたときに、こんな海外まで甲府の試合(しかもACL)を観にくる事になるなんて全く思ってなかったよねと、感慨深くなっていました。
2005年に初めての甲府の試合を一緒に観に行った仲間と、まさかこんなにサポーター活動が何年も続いた上にお互いメルボルンまで来て試合観るとはねぇ、と話し感慨深い気持ちになった。 pic.twitter.com/hu5ayvDAyx
— まとさん (@matottorix) September 21, 2023
そんな風に感慨深さ、やれそうだぞというポジティブな気持ちをちょっと持ってスタジアムを離れました。
試合後はサポ仲間とちょっとした打ち上げへ。
寒かったのと次の浙江対策という事で火鍋を喰らいました。
そして翌日の早朝便で帰るサポーターが多数で自分もその便だったため、自分は一旦ホテルに戻って1時間だけ横になり朝3時にチェックアウトして同じ工程のサポ仲間とタクシーで空港へ。人によっては試合後そのまま空港向かった人もいたようでした。
そんな感じだったので、朝のメルボルンの空港にはぐったりした甲府サポーターが多数でした(笑)
メルボルンでの自動ゲートが故障?して時間がかかり、更にケアンズでの乗り換え時の出国審査にめちゃくちゃ時間がかかり、乗り継ぎ便に間に合うか微妙だったので検査場の人がこの便のる日本人は列すっ飛ばして来いと行ってくれたのでみんなで慌てて検査してもらいダッシュで乗り継ぎ便へ。なんとか全員無事に搭乗。久々焦った。
最後の最後にちょっと慌てる出来事があったものの、一緒に成田空港の到着ゲートにいたサポーターで記念撮影をして遠征は終わりました。
次回、浙江アウェー遠征の記録となります!