モスクワのメトロの切符売場(CASSA)
モスクワでメトロを利用したので買い方やその時の感想を簡単に紹介させて頂こうと思います。（※以下全て2013年の11月時点の事になります）
モスクワは距離ではなく回数で料金が決まります。私が行った時は1回乗るのに30ロシアルーブルでした。券の種類は1回券、2回券、5回券、10回券、20回券あとは1日乗り放題、30日乗り放題の券などがあります。1~2回券は購入してから5日間有効で、それ以上の回数券は90日有効です。
※モスクワのメトロの運賃表
Moscow Metro / Tickets & Smart cards
何日滞在して、どこに行くのかにもよるかと思いますが今回の旅行(4泊)では10回券を最終日に使い切ってしまい2回券を追加で購入しました。ちなみに10回券は300ロシアルーブル、2回券は60ロシアルーブルでした。
切符はカッサ（CASSA）と呼ばれる切符売場でカウンターのおばちゃんにお願いすれば購入できます。値段表のようなものも脇に置いてあるので購入前に確認する事が出来るかと思います。10回券は”ジェーシャチ”と言えば買うことが出来るのですが、おばちゃんに聞き取ってもらえない時に備えてジェーシャチをキリル文字で書いた紙も用意しておきました。これで聞き取ってもらえなくても大丈夫（！？）※2012年に行った時も紙を見せて問題なく購入することが出来ました。
ジェーシャチ(＝10)をキリル文字で書いた紙を用意
10回券は以下の写真のような紙製のカード になります。これを改札でかざすと改札にデジタル表示で残り回数が表示されます。
メトロの 10回の回数券
カッサ以外にも券売機から購入することもできます。ただし1回券と2回券しか選ぶことが出来ませんでした。最初はロシア語表示ですが英語表示も選べました。
乗ってみた感想
1本乗り過ごしてもすぐに次の電車がやってきます。東京のピーク時よりもハイペースで次の電車がやってきているんじゃないか？と感じるくらいにすぐに次がやってきました。
乗ってみて困った事
ボーっとしてると今どこの駅にいるか分からなくなりやすい。駅名はプラットフォーム上には書かれておらず、線路側の壁に書かれています。それ位ならそんなに困らないだろうと思うかもしれませんが、駅名はキリル文字で書かれているのですぐに読めませんでいした。下の写真にあるのは分かりやすい方ですが、駅によって装飾や文字の大きさが違うためどの駅に今いるのか分かるようになるまでに時間が掛かりました。また線路側の壁に書かれているため電車の中からだと文字が断片的にしか見えない事も度々ありました。
キリル文字で書かれた駅名
ただ発車する時に次の目的地をアナウンスしてくれるので注意して聞いていれば次の駅がどこか把握出来るんじゃないかと思います。読めなかったら聞け！ですね。
ただ現地の路線図だとそもそも読み方が分からなくて聞いても分からない・・・という事になりかねないのでカタカナ読みが付いた路線図を持っていくと良いかと思います。地球の歩き方 にはカタカナ読みも付いた路線図が付いているので現地で重宝しました。
※参考までにですがモスクワのメトロの英語版の路線図のURLを張っておきます。
Moscow Metro / Lines & Stations
最近知ったこと
モスクワのメトロでFreeのWi-Fiが使えるようになったそうです！便利ですね。自分がいた時に使えたら助かったのに・・・。
あとメトロとは関係ないですが現地にレンタルのWi-Fiルータを持って行ったのですがエリアによってはかなり繋がりにくかったです。3Gじゃなくて2Gと表示されていました・・・。あんなに繋がらないなら業者には事前に教えて欲しかったなぁ。（おしまい）
