前回、アムステルダムからアーネムへ行った次の日の話です。
細かい行き方については先日書いたフィテッセの練習場の行き方に詳しく書いたので今回は端折ります。
ヴァンフォーレのユニフォームを身にまとい、ホテルをチェックアウト。駅の中にあるコインロッカーにトランクを置いて向かうはマイクのいるフィテッセの練習場。
フィテッセのHPで練習の予定が変わってない事と練習場の場所を再度チェックして、駅の南口にあるバス亭に向かいました。
切符売り場が見当たらないのでインフォメーション・センターっぽいボックスにいる叔母ちゃんに切符売り場の場所を聞いてみるも何て返されたのかまったく聞き取れない・・・。すっごい不機嫌そうな表情してるので一旦退散。
うーん、困ったぞとバス乗り場の近くにいたら、フィテッセの練習場がある「National Sport Centre Papendal」」方面へ向かう109番のバスが来たのでバスのチケットはないけどとりあえず運転手のおばちゃんに「National Sport Centre Papendal」」に行きたいと言ったら3ユーロと言われたので現金でお金を支払ってバスに乗り込みました。チケットいらないのか。
20~30分くらい揺られて目的地であるNational Sport Centre Papendal についたのでバスを降ります。バスの中はスポーツの用具を持った若者が多目で一緒に降りてく人もちらほら。
練習10:30からなのに9:00に着いちゃったのでとりあえず敷地を探索することに。
敷地内の地図とか案内をみると南方向に進んだ右手にサッカー場が沢山あるようなので南の方向へ真っ直ぐ どんどん歩いてみました。
ずーっと歩くと開けた場所に。左側はゴルフ場?、右側にはサッカー場と、建設中と思われるフィテッセの練習場がありました。
そのまま道にそってあるくとフィテッセのクラブハウスを指し示す看板が!
ちょっと奥に行ったところの左手を見るとフィテッセのクラブハウスが!
敷地内にサッカー場が沢山あり過ぎてどこで練習やるのか分からなかったので看板のある所まで戻って選手が出てくるのを待ちました。1時間くらい・・・はやく着き過ぎた・・・。
しばらく待ってたら黄色と黒のフィテッセカラーのジャージを来た集団がクラブハウスの方からこっちに出てきました。
マイクが見当たらない!と思ってたら、日本人の僕を見て一番後ろのほうにいたマイクと安田選手に他の選手が「お前らのファンが来てるぞー」と言ってくれました。
遂にマイクと初対面!といっても自転車でマイク達は移動してるので
私「すいません、練習見学してもいいでしょうか!?」
マイク「だいじょうぶですよー、あっちの方でやるんでどうぞ~」
と一言交わした後は自転車で走る選手達を追いかける追いかける。
みるみるうちに引き離されていく。敷地広すぎだー(涙
ゼーハーゼーハー息を切らしながら追いかけてたら、マイク達は見えなくなったのですが4~5人の選手達が私に合わせてスピードを緩めてくれて付き添ってくれました。や、優しすぎるよ・・・
選手達「日本から来たの?」
私「そうだよー!」
選手達「マイクと安田のファンなのか?」
私「マイクのファンだ!僕の応援してるチームで沢山ゴールを決めてくれたから!」
選手達「その青いユニフォームは日本のチームのなのか?」
私「マイクが前にいた甲府ってチームのユニフォームなんだ」
なんか色々聞かれたのだけど息が切れてたのであんまりやりとり覚えてない。
自分のブロークン過ぎる英語は果たして彼らに通じていたのかは定かではありません・・・
色々喋りながら走ってたら練習場の近くに着いたようで
「次の角を左に曲がったところで練習やるからゆっくり歩いてきなよー」
と心優しき選手達は一足先に行ってしまいました。
選手達が教えてくれた通りに角を曲がってちょっと行った先に練習場がありました。
練習場に着くと既に見学している地元のファンの人と思われる人やテレビカメラを持った人たちがいました。
だいたい30人弱くらいでしたでしょうか?地元の人は初老のおじさんとかが大目でした。
日本人の僕をみたらおじさん達が声をかけてくれてさっき選手達と話した事と同じような内容をひとしきり話したら、
「練習終わったらマイキー(マイク)を呼び止めてあげるよ」
と言ってくれました。なんかもうみんな優しすぎて涙が出そう。
ここからはずっと練習見学。 マイクはフィテッセの選手達と比べても背が高い。
マイクは「マイキー、マイキー」呼ばれて結構馴染んでるようでした。良かった。
ボニーめっちゃごつい。マイクの方が背は圧倒的に高いのだけど、お尻や太ももの筋肉がやばい。あんなのに当たられたら吹っ飛ばされるな。
そしてボニーの右にいる選手が酒井高徳に見えてしかたなかったです。
途中エクアドル人の方にエクアドルの選手がいるはずなんだけどどれか分かる?
と、聞かれたのですがそこまでフィテッセの選手詳しくなかったので持ってきたサッカー雑誌の付録の選手名鑑を引っ張り出して二人で探したりしてました。選手名鑑持ってきてて良かった。
ボール回しが終わったら攻撃陣はシュート練習をしてました。マイクは他の選手に比べて結構決めてたような気がします。
最後にミニゲームやった後は自主練習の時間のようで、選手は各々自由に帰っていってました。
マイクが自主連終えたところで先ほどのおじさん達がそこから選手が出てくるから言って来い!っと送り出してくれて遂にマイクとご対面。
「甲府から来たんですか??よくここまで来れましたね~w」
と言ってくれた後に、最近の甲府の話を少しつつ、勝手に作った日本代表の14番のユニフォームと日本の国旗にサインを貰って写真を撮ってもらいました。
マイクとても優しかったです。
甲府を去ってはしまったけど、甲府の試合はチェックしてくれているようで嬉しかったです。
オランダでも頑張って欲しい、そしていつか甲府に帰ってきてくれるといいな。
マイクが帰ってしばらくすると安田選手も自主連を終えたようで おじさん達が「ミチ!ミチ!こっち来てくれ」と安田選手に言ってくれました。感謝。
おじさん達が写真とっておいてあげるからと言ってくれたのでカメラを預け安田選手ともご対面。
「こんな遠くまで甲府から来たんですか?ガッツありますねー!」
と、声を掛けてくれて、ガンバじゃなくてヴァンフォーレの ユニフォームを着てたにも関わらず心よくサインしてくれて、写真も撮ってくれました
安田選手は身長は私と同じくらいだったのですが、体の厚みが全然違って胸板とか分厚くてガッチリしててびっくりしました。
ほとんどの選手が帰ってしまったので親切にしてくれた地元のおじさん達に感謝の言葉を伝えて練習見学は終了しました。
もと来た道を戻っていたら敷地の中にもバス停があったのでここからアーネム駅に行くバスに乗って帰りました。
フィテッセのファンや選手みんなとても優しくて心がほっこりする練習見学になりました。
ちょっと心残りだったのが、甲府サポの人からマイクへのメッセージとか預かってくればよかったなと後でちょっと思った事。