モスクワからサンクトペテルブルクへ向かう列車に乗るためにレニングラード駅へ。目的はベルギー対イングランドの3位決定戦の観戦です。
モスクワに1ヶ月近く滞在してたのにこの駅を利用する事がこれまでなかったのですが、来てみてふと記憶が蘇りえました。昔CSKAモスクワの試合の観戦の際に利用した駅でした。
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このモスクワ⇄サンクトペテルブルク間の列車ですが、列車が新しく2階だてで綺麗でした。W杯のチケットを買った人は予約できれば無料列車に乗る事が出来たのですが、サンクトペテルブルク行きの列車が最も快適でした。
部屋も綺麗だし当たり前の様にエアコン付きです!ロストフからカザンに移動した際に猛暑+エアコン無しでだったのとは天と地の差・・・。相部屋のロシア人カップルから頂いた葡萄を一房食べつつ出発です。
夜行列車だったので寝てる間にサンクトペテルブルクに到着。宿代も浮くしで一石二鳥です。
サンクトペテルブルクのマップ。右下が到着した駅で、左上が試合が行われるガスプロム・アリーナです。到着したのは試合前日だったので観光へ向かいます。
街中を歩いていて感じたのは、ロシアっぽさは勿論あるのですが西欧の様な雰囲気もあるな・・・と思って調べたら歴史的経緯で西欧の文化が入ってる街でした。
そして世界3大美術館の1つであるエルミタージュ美術館へ。
噂には聞いていましたが確かにでかいです!でか過ぎて入口が分かりません。チケットはオンラインで買っていたもののしばらく迷子に。
人が沢山並んでいたのでここに並べばいいのかな?としばらく並んでいたのですが通りがかった係りの人に聞いてみるとオンラインで買った人は別の入口から入る様にと言われ、教えてもらった入口を探すもなかなか見つからず・・・。
あちこち迷った挙げ句ようやく見つけていざ入館。
まあ兎に角広い、そしてどこにいるか分からなくな利ます。入口でマップをもらえるのですが、貰い損ねてしまったため見事に迷子になりました。既にどこを周ったのか分からなくなるし出口も見つからなくなるしでマップを貰うのは必須でした・・・。
エルミタージュ美術館の後は散策しつつFan Festの会場へ向かってみます。北のベネチアとか言われてるらしく(?) 運河が街中に沢山行き渡っていました。
到着!したものはいいものの、平日の昼間かつ試合前日という事もあってから人はまばらでした。ベスト4まで行くと敗退してるチームがほとんで街中で見かけるサポーターの数もグッと減っていきます(試合当日はまた街中に現れたのですが笑)
ロシア民謡(?)のパフォーマンス
出番待ち中のダンサーの皆さん。カメラを向けると笑顔で返してくれました(スパシーバ!)
血の上の救世主教会。改装中なのが残念でしたがそれでも美しい教会でした。
そこからFCゼニトのショップに寄ってからサポーター仲間達と合流。
元々サンクトペテルブルクに留学していたサポーター仲間におすすめのバーへ連れてもらってビールで乾杯。
そして翌日の試合に備えてサポ仲間とは解散して、宿へ。節約のために1500円の格安のドミトリー(勿論シャワー・トイレ共同)にしました。
モスクワからの鉄道(往復)無料、宿代格安なので、飲食とチケット代(試合・美術館)だけで澄んだのでコスパの高い遠征です。
そして翌日も無料のシャトルバスに乗ってスタジアムへ。並木道を延々と歩いて区と・・・
サンクトペテルブルク・スタジアム(ガスプロム・アリーナ)が見えてきました!
めっちゃでかいのと宇宙船の様なフォルムが印象的です。2017年にワールドカップもあって新設したそうで、その設計者は日本の黒川紀章さん。そしてその建設費はなんと618億円!(それでも新国立の半分以下なのか・・・)
そしてコンコースを歩いていたら石田純一さんの姿が。試合前に別の所で見かけて結局この日4回もすれ違いました。ちょいちょいタレントさんに遭遇するのもワールドカップの面白いところかも知れないですね。
そして座席に向かうと隣に日本代表のユニホーム着てる人がいるな・・・とよく見ると知り合い!スタジアムのデカさを考えると奇跡的?
そしていよいよ3位決定戦が開始です。これで全開催地で試合を見るという個人的なミッション完了が完了!長かった!
試合の方は3位決定戦という事もあってか若干緊張感にかける雰囲気でした。(これはしょうがないですね・・・。)サポーターもどこかのんびり試合を楽しんでる様な感じでした。
とはいえピッチの上ではベルギーが積極的なプレーを見せて、ムニエとアザールのゴールで2-0の勝利をあげて過去最高の3位でフィニッシュとなりました。
スタジアムから帰る途中にワールドカップを盛り上げるのに一役買っていたボランティア集団がどうも解散会の様なものをしていたので、終わった所で何人かにボランティアシャツと自分のシャツを交換出来ないかと打診して見るも返事はNO。
別の場所で声をかけた1人は明日の仕事の後ならいいよと行ってくれたもののこの日の列車でモスクワに戻る予定だったため断念。
ひとまずここではシャツを諦めてサポーター仲間と一緒に街に戻り夕飯をとりつつお疲れ会を。
そして夜行列車に乗るために再びサンクトペテルブルクの駅へ。
いよいよ残るは決勝戦のみとなりました。試合が楽しみだという気持ちともうすぐこの祭りが終わるのかという寂しさを抱きつつ夜行列車へ乗り込みました。