前回の続きです。マイクはスタメン。選手紹介の映像は今期の甲府とちょっと似てるかもしれません。(選手が腕組みするやつです)
んで試合の方ですが8戦勝ちなし(2分6敗)だったADOデン・ハーグがWillemⅡに1-0で勝利。チーム状態はあまり良い感じに見えなかったものの、セットプレーからDFのTom Beugelsdijkのゴールで逃げ切りました。
マイクは開始早々にポストに当てるシュートを放ったものの、ノーゴール(フル出場)。ただ時折頑張って相手DFラインのボールをチェイシングしていて試合直後はだいぶ疲れた様子でした。
で試合後選手が挨拶に来るようで座席に座って遠くから眺めてたら元々の座席であるバックスタンドの真ん中に陣取ってたウルトラスのお兄さんが「マイク来るからこっち来なよ!」とわざわざコーナーフラッグ付近の座席にいた私の所まで来てくれたので、ついていく事に。お掛けで選手の挨拶を近くで見る事が出来ました。デン・ハーグサポーターありがとう!
試合後は選手の出待ちをしようとスタジアム正面の玄関へ。ただゲートを潜るには年パスかメインスタンドのチケットか何かがないとだめなようだったので外で待機。
そして外で待機をしてたらゲートから出てきた2人組のデン・ハーグサポが話しかけてきて「日本からわざわざ来たのか?」と聞かれたので「マイクの応援に来た」と伝えると「クレイジー!(驚)」と言いつつも「このチケットなら中に入れるし、選手は帰る時ここを通るからマイキーにも会えると思うよ」とチケットをくれて立ち去って行きました。
なんか昔フィテッセでも同じ事あったな・・・と思いつつ感謝しつつゲートの中へ。上に2階の通路が見えるのですが丁度マイクが日本人の記者さん達にインタビューを受けていました。
それから待つ事数10分でやっとこさマイクが2Fから階段を降りて1Fのゲートにきてくれました。甲府ユニの自分を見つけるなり「甲府残留しましたねーーっ!」と笑顔で話しかけてくれて2日前に決まった古巣のJ1残留を喜んでくれているようでした。(久々にデン・ハーグが勝って機嫌が良かったのもかもしれませんが笑)
他にも地元のサポーターがサインをもらおうとしていたので話も手短にすませ、いつもと同じく頑張ってと伝えてファンサを終えて帰るの見送りました。
ほっとしてしばらくぼーっとしていたら突如怪しい日本語で話しかけてくる地元のおじさんが。しばらく喋った後にちょっと酔っ払ってるっぽいなーと思いつつなんで日本語喋れるの?と聞いたら
「ワタシナゴヤデサッカーシテマシタ〜」
と彼が言ったところでやっと気づきました。タリック・ウリダ(※)でした!!!!!
※名古屋、札幌でプレーした元アヤックスのオランダ人MFで、ピクシーなどと天皇杯優勝した時の主力選手
なんでここにいるのかと思ったら札幌の後にデンハーグに移籍してたそうで、戸田和幸選手とも一緒にプレーしたそう。古巣の試合を観にきたってことだったみたいです。
その後もしばらくいろいろ喋って・・・というよりは一方的に喋られて(笑)、携帯持ってるか?と聞かれたので持ってると答えたら、出せと言われたのでポケットから出すと携帯を奪って連絡先に勝手に自分の名前と連絡先を登録してました(笑)
別れ際に日本に帰ったら絶対連絡くれよなー!!と言ってたので日本に帰国後メールを送ったらちゃんと返事が返ってきました(汗)そして日本でプレーしてた時の写真を欲しいと連絡が来たのでtwitterのフォロワーさんに協力してもらいつつ彼の日本時代の写真を送ったりしました。
そしてウリダを見送った後は折角だからゲートの側のラウンジに入ってみました。地元のサポーター達が試合後の余韻に浸っているようでした。音楽の演奏なんかもあってちょっと羨ましい空間でした。
声をかけてくれた地元サポーターと写真を取り合ったりしてるうちに時間も遅くなってきたのでスタジアムからぼちぼち帰ることに。
Ypenberug駅からDen Haag Central駅に戻った所でオランダ名物の揚げ物の自販機でコロッケを購入。寒かったのもあってかめっちゃ美味しかったです。
そして宿まで20分ほどをふらふら歩きつつホテルに戻りました。
こうして3度目のデン・ハーグ遠征は無事に終了しました。3度目の正直でやっとマイクのプレーする姿を観れたのに満足しつつ倒れるように眠りました。海外遠征の面白い所の1つには思わぬ出会いがある事や地元のサッカーファンの優しさに触れる事だなぁとしみじみ思った1日となりました。
次回はこの次の日にフィテッセまで太田宏介選手の試合を観に行った時の事を。