海外組に会いに行こう

海外組へ会いに行った時のことや各チームの練習場の行き方などを中心に書いていきます。甲府サポ。CSKAモスクワ、フィテッセ、フェンロ、バルセロナ、などの練習場へ。

ワールドカップを観てなでしこジャパンに思う事

子供の頃に生まれて初めて買ってもらったサッカー雑誌に載っていたのが女子日本代表の合宿に参加していた15歳の澤穂希選手の記事で、”15歳で日本代表になれるんだ!”とびっくりしたのを覚えています。(あと19歳だった中田英寿のインタビューも載っていました)

 

サッカー馬鹿だったのでJリーグも日本代表も海外サッカーでも中継があればなんでも見ていたのですが、アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドンとちょっとずつ女子のサッカーの中継も増えて行ったのでTV越しに見ていたのですが、そのたびに思ったのが欧州の選手とフィジカルが違い過ぎてこれは勝てないなという事でした。

 

単純な高さだったりパワーだったりが違い過ぎ押し切られて負けてしまう姿を見るたびに日本代表には澤選手の姿がありました。

 

そんな女子日本代表が前回のワールドカップで優勝する姿を見て、澤選手の劇的なゴールもあってすごく感動し、ただただビックリしていました。ただ今回のワールドカップは残念ながら決勝で負けてしまいました(それでもとても素晴らしい結果です)

 

 

とても悔しいのだけどアメリカに敗けた事というよりは彼女たちが報われなかった事が悔しいというか・・・上手く言葉が見つかりません。ただ間違いなく胸を打つような戦いはしてくれたと思います。

 

こんな風に書いてますが普段から熱心に女子サッカーを観ていたわけではない自分なので感動したとかありがとうとか言っても薄っぺらいかなという気がしなくもないですが、本当にそう思うならまず1回なでしこリーグを観に行って見ようかなと。

 

宮間選手も「女子サッカーが文化になるように」という事を言っていたのでちょっとでもそこに貢献で来たらと。

 

サッカー小僧だった自分は中学生に上がった時、サッカー部に入りましたが同学年にいたサッカー少女はサッカー部に入れず陸上部に入りつつクラブでサッカーを続けていたようでした。男子に比べるとサッカーを続けること自体が難しい中でサッカーを続けてきた選手達が今のなでしこジャパンなんじゃないかと思いますし、サッカーを続けるのが難しい女子選手はまだまだ多いんじゃないかと思うので、そういう意味でもちょっとでも女子サッカーの地位が向上に些細な事でも貢献出来ればなと。

 

折角世界でも強いサッカーがそこにあるので、それが文化にならず廃れてしまうのは勿体ないですしまずは難しく考えずに1回なでしこリーグを行って観戦に行って見ようと思います。もしかしたらその1回きりになってしまうかもしれませんが、そういうことは深く考えずまずは一度、痺れる試合を見せ続けてくれたお礼に!