ACミランの練習場であるミラネッロ
14-15シーズンを持って16年間務めたACミランから離れ、清水エスパルスのトレーナー4となった遠藤友則さんを取り上げた「ミランの手」を読んでみました。
遠藤さんが文化的な違いを乗り越え、そこでどう自分を認めてもらうか、どうやって受けて入れてもらうかについての数々の出来事。そして様々な国籍のトップレベルの選手たちにどうやってトレーナーとしてのアドバイスを受け入れてもらうかに苦心した様などが垣間見えてきます。
ミランの手 ACミランメディカルトレーナー遠藤友則
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小松孝
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本田選手の事はほとんど出てきませんが、シェフチェンコやインザーギといった選手とのエピソードなどはとても興味深かったです。
また合わせて遠藤さんのブログについて読んでみるとより一層面白いのではないかと思います。
遠藤さん自身はブログで「超一流とそうでない選手の違いを自分の目ではっきりと観察できたことは、ミランの全盛期を経験すること以上に勉強になったように思う。」と述べられているのですが、その全盛期の選手たちがどのようにプロフェッショナルであったかのエピソードもこの本では沢山扱われているので気になった方は是非に手にとってみて下さい。