フェンロのホームスタジアム、シーコン・デ・クール
2013年4月末の事、宿泊していたドイツの「エッセンの宿」からオランダのフィテッセでプレーしていたマイクの試合を観に行きました。ただキックオフが夕方だったため午前中は時間があった事もあり、フィテッセのあるアーネムに行く途中で通過するフェンロの練習を見る時間があったので行ってみました。
エッセンからフェンロは途中Viersen駅で乗り換えて鉄道でおよそ70分でした。
※DB Bhanで路線検索出来ます。
その前年に吉田麻也選手の試合を観に行っていた事もあったので特に迷う事なくフェンロ駅に到着。フェンロ駅を出て右手にまっすぐ20分ちょっと歩くとフェンロのスタジアムであるシーコン・デ・クールに到着しました。
※詳細な行き方は過去記事の「フェンロの練習場の行き方と見学について」について書いてあるので参考にしてみて下さい。
ただ試合は前年見たものの練習はこの時が初めての事でした。スタジアム横のコートとスタジアムからちょっと歩いた所にあるコートの2カ所があるようだというのは分かっていたのですがどちらであるのかは分からなかったので正面玄関で選手が出てくるのを待っていました。
シーコン・デ・クールの正面玄関
しばらく待っていると選手達が出てきて、お目当てのボビさんことカレン・ロバート選手と大津祐樹選手もいました。選手も練習用具を持っていて、ちょっと離れた所にあるコートに向かい始めたのでそちらに移動。徒歩で5分もあるかない位の所にありました。
前日に試合だった事もあり試合に出たメンバーはリカバリーのメニューで他の選手はフルメニューという感じでした。そしてこの日の見学は5人(ドイツ在住の日本人2人の方とドイツ人、日本から来た2名)だけでした。
リカバリの選手がジョギングして見学者の近くを通るのですが、お調子者のウチェ選手が近くを通る度に手を振ってくれたりをずっとしてました(笑)
目の前を通るたびにピースサインをくれたナイジェリア代表のウチェ
そうやって主力組のジョギングを観ていたら目の前でストレッチを開始しました。ヴァンフォーレの練習場でもこんな近くに選手来ないですね(笑)
見学者達の目の前でストレッチを始めるフェンロの主力組
ボビさんと大津選手は先発でなかったためフルメニューで練習をこなしていました。リカバリ組は1時間弱で帰りましたが、2人は全体練習が終わった後も居残って練習をしていたので練習が終わった時は結構な時間が経っていました。
ボビさん隠れてるけど大津選手の隣にいます
真剣な表情のボビさん
日本人コンビ
居残り練習中の休憩の様子
練習が終わったので正面玄関に移動したのですが、リカバリ組だった主力組は既に帰ってしまったあとのようでした。と思ったらDFのアミが出てきたので写真を一緒に撮ってもらいました。ただその後は日本人選手達も中々出てこず(英語の授業?)ずっと待っていたらフェンロのスタッフの方が手招きしているではないですか。
フェンロのDFのアミ選手と
着いていくと選手名鑑やポスターなどを持って行け!とばかりにどっさりくれましたが、シーズン終了間際だから余っていたのかもしれませんね(笑)。日本人のファンがよく来るからかもしれませんがスタッフの人たちは僕らを見つけると「コンチワ」「サヨナラ」と声をかけてくださいますし、すごい距離が近い感じでした。ビッグクラグにはない地方クラブの良さがこういう所かもしれないですね。
そのまま建物の中で待っていると遂にボビさんと大津選手が出てきてくれました。2人ともジャージ姿のラフな格好でした。トロフィーの前でお二人と一緒に写真を撮ってもらった後に2人のファンの友達の誕生日祝いようのサインをお願いすると快く応じてくださいました。2人ともとても感じのよいお兄さんという感じで「頑張ってください」とだけでしたが応援の言葉を伝える事が出来ました。
トロフィーの前で大津選手とカレン・ロバート選手と
結局出待ちしてた5人全員のサインと写真に応じてから二人は帰って行きました。このシーズンの後ボビさんはタイへ、本日大津選手が日本へ移籍したのでフェンロからは久しぶりに日本人選手が残念ながらいなくなってしまいました。
ただこの時フェンロを訪れたきっかけからフェンロファンの日本人の方達と仲良くなって2014年には現地集合でフェンロの試合を観にいくようになったりと色々なきっかけが生まれた訪問になりました。
また日本人選手が所属するか分かりませんがすごくスタッフもフレンドリーで選手との距離も近いのでフェンロの近くに行った時は立ち寄ってみてください!2014年からは本田選手や吉田選手の名前の入ったプレートがスタジアム前の通路に設置されたのでファンの方は是非!
KEISUKE HONDAの名前が入ったプレートと
そしてフェンロの駅を離れてそのままマイクに寄書きを渡すためにフィテッセの試合があるアーネムへ向かいました。
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