シドニーFC対メルボルン・ハートの試合を観戦した後のお話・・・
観戦前にスタジアムの門が開いて一番最初に目に入る正面の入り口が「Members Reserve Entry」 とあったのでそこから選手や関係者がもしや出入りするのでは?と予想して向かってみると、右端の扉の上に「Players&Officials Entry」と書いてある事と、他にも出待ちしているらしき人が沢山いたのでここから選手が出てくることを確信。
柵が置いてあるけどみんな並んだりしてる感じではなかったのでユベントスのユニフォームを片手に扉から一番近い場所を首尾よく確保して待機。寒くなってきたけど気にしない。
試合終了から1時間ほど経った所でシドニーFCとメルボルン・ハートの選手達が少しづつ扉から出てきました。
シドニーFCの選手達は子供から大人気!みんな満面の笑みで選手とハグしたり写真撮ったりしていました。そのまま帰ろうとしていた人も選手達が出てくるのに気づいてこちらに来たので結構ごった返していました。なんとなく子供はシャツじゃなくてサッカーボールにサイン貰う子が多かったような気がします。
そんな感じでファンだらけになってたので警備の人がここより先に入るなと言ってもみんなそれを超えて柵の中に入って来ちゃってました。そんな感じでシドニーFCのファン達が沢山いる中をメルボルンの選手は通らねばならず子供達にちょっかいだされてましたが苦笑しつつも笑顔で通り抜けてました。
そんな感じで結構な数の選手が出てきたのですがデルピエロは出てこない・・・。試合終了から1時間半以上は経過していたところでまた雨が降り始めて日も落ちてきたため段々出待ちを止めて帰り始める人もチラホラ。
監督のスティーブ・コリカがゲートから出て行った後で、スタッフのおじさん出てきてが「デルピエロはここから出てきません、だからみんなもう帰ったほうがいいよ」と出待ちしている人たちに通告。それを聞いて帰り始める人が何人か。
ただ自分はそんな戯言は信じられぬ!とばかりに出待ち続行。こちとらモスクワ郊外で8時間以上本田の出待ちした位に執念深い、、、もとい我慢強いんだ!と心で叫びつつ待機。こんな事では諦めません。。。
それからまたしばらくして100人以上は優に超えていた出待ちの人も30~40人に減ったところで先ほどのスタッフのおじさんが出てきて「みんな!喜べ!5分後にデルピエロがここにくるぞ!!」
それを聞いた途端みんな歓喜!その場にいた人たちの心が一つになった瞬間でした(笑)
そんなみんなを見たスタッフのおじさんが「よし!じゃあみんな帰ろうか!」とジョークを一発かましてました。
ただそこから5分待っても10分待ってもデルピエロが出てこないw
15分を超えて20分が経とうかという時に遂にデルピエロが出てきた!!
※この時試合が終わってから約2時間経過
一番前に陣取っていたのでユベントスのユニフォーム持ってアピールしたら一番最初に自分のところに来てサインしてくれました!「お前には昨日も練習場でサインしてやったろ?」みたいな顔されたらどうしようかなと思っていましたがこの日もニコニコしながらファンサしてくれました。今回の旅でデルピエロに書いてもらうサインも3枚目。もうお腹一杯。デルピエロありがとう、サイン大切にします。
隣の人がマジックが無いから貸してくれてって言ってきたのでマジックを返そうとしたデルピエロにそのまま書いてあげてとボディランゲージで伝えると、その人の分だけ書いてもらうつもりで貸したのですがそのまま全員分のサインを僕のマジックで書いてました。
※ちなみにマジックはゼブラのマッキー、ユーベの選手だったデルピエロにはぴったり?
ちなみにその時の様子を撮った動画が↓になります。
サインしてもらった後はデルピエロがマジックを返してくれないので(笑)しばらく他の人へのファンサの様子を眺めてました。
結局その場にいた30~40人全員にファンサービスをしてデルピエロは出てきた扉の中に戻っていきました。試合後で疲れているだろうにこの日もずっとにこやかに全員に応対してました。ほんとどんだけ良い人なんだ・・・。
ちなみにデルピエロはマジック返すの忘れて戻ってしまったのでスタッフの人にいってマジックはちゃんと返してもらいました(笑)
デルピエロが戻った後にスタッフの人が今度こそもう誰も出てこないからスタジアムの門から出て行ってくださいと言っていたのでみんなでゾロゾロ退散。全員がスタジアムを出たところで門が閉められファンがスタジアムの敷地に入れなくなったところで車が先ほどのファンサービスしていた所に横付けされ、デルピエロと家族と思われる人たちが再び扉から出てきてその車に乗り込んで帰っていきました。
既に真っ暗でしたが雨は止んでいたので濡れることなく中央駅まで歩いて戻り、晩御飯を食べてホテルへ戻りました。ホテルの前に着いたところで遠くに花火が上がっている事に気づいてしばらく見ていたのですが、ふと上を見ると何かが電線にぶら下がってる・・・?
靴・・・?なんであんな所に!不気味だなと思いつつクタクタだったのでシャワーを浴びてさっさと眠りに落ちました。